アセット・アロケーションを解き明かす

英語からの翻訳です。英語の原文を正とします。 英語で読む

アロケーションのケーススタディ

概要:

  • 5 つの資産で構成されるリサーチ用ポートフォリオを用いて、AiLA のアロケーション・プロセスを示します。
  • このポートフォリオは、AiLA の指数手法 [Method] に従い、いつでも資産のロングまたはショートのアロケーションを持つことができます。
    [Method]: Products - Methodology , https://www.ailaindices.com/strategies.php
    • このケーススタディでは、次の問いに取り組みます。
    • 特定の時点で、ある資産のロング/ショートのアロケーションを決めるものは何か?
    • 投資したポジションのエグジットの機会を決めるものは何か?
    • 所与の資産にどれだけ配分するかを決めるものは何か?

資産レベルの機会

アセット・アロケーションの判断

  • ML モデルを用いて、資産ごとのレベルでアロケーションの機会を特定します。例えば、WTI の 3 月限と 12 月限は別々にモデル化します。
  • ロングまたはショートのアロケーション・シグナルを生成し、エントリーとエグジットのタイミングは個々の資産の期待リスク/リワードに応じて決まります。

エントリーの判断

  • アセット・アロケーションのエントリーは、ML モデルがロングまたはショートのアロケーションについて有利なリスク/リワードの機会を予測することで決まります。
    • ML モデルの予測は、ファンダメンタル・データと市場価格データの両方から生成した特徴量に基づきます。例えば、次のようなデータを含みます。
    • 季節性:月、年、年内の週/営業日。
    • 価格:さまざまな限月と市場の始値/終値/高値/安値。
    • ファンダメンタル:コモディティの生産量/輸入量/在庫量、マクロ指数、為替レート、CFTC の建玉明細報告(Commitments of Traders)。

エグジットの判断

  • アロケーションは、次のエグジット条件のいずれかを満たすまで維持されます。
  • 1. これ以上投資を続けても機会がほとんどないと予想される。
  • 2. 投資開始からリスク目標に達する。
  • 3. 投資開始からリワード目標を達成する。
  • 4. 特徴量データを用いたモデルから、反対方向の機会のシグナルを受け取る。
  • 上記のうち、特徴量データに依存するのはエグジット条件 (4) のみです

例:金 6 月限 (CME) - ロングのアロケーション

2022-04-13:エントリーの判断

  • 38 の特徴量に基づき、有利なリスク/リワードを予測
エントリーの 1 日前の金 12 月限の終値エントリー日エントリーの 1 日前の金 10 月限の終値エントリーの 15 日前の金 5 月限の終値エントリーの 19 日前の金 1 月限の始値
エントリーの 2 日前の金 10 月限の安値エントリーの 9 日前の金 4 月限の安値エントリーの 6 日前の金 10 月限の高値エントリーの 1 日前の金 8 月限の安値エントリーの 16 日前の金 8 月限の安値
米国の週次国内原油生産量米国の週次原油輸入量米国の週次商業用原油在庫Dow Jones IndexS&P 500 Index
米 10 年国債利回り指数Bloomberg Commodity IndexBaltic Dry Index米ドル通貨指数USD-JPY 為替スポット
GBP-USD 為替スポットCME 銅 期近限月金スポットCFTC CoT NCNC 大豆油 - CBTCFTC CoT NCNC #2 ヒーティングオイル - NYMEX
CFTC CoT NCNC 天然ガス – NYMEXCFTC CoT NCNC 大豆ミール - CBTCFTC CoT NCNC 綿花 No. 2 - ICE Futures U.S.CFTC CoT NCNC 生牛 - CMECFTC CoT NCNC フィーダーキャトル - CME
CFTC CoT NCNC 原油 - NYMEXCFTC CoT NCNC ココア - ICE Futures U.S.CFTC CoT NCNC 砂糖 No. 11 - ICE Futures U.S.CFTC CoT NCNC コーヒー C - ICE Futures U.S.USD-BRL 為替スポット
EUR-USD 為替スポットAUD-USD 為替スポットUSD-CAD 為替スポット

(* CFTC CoT NCNC = CFTC 建玉明細報告(Commitments of Traders)の非商業部門ネット枚数)

2022-04-21:エグジットの判断

  • 投資開始からリスク目標に到達

ポートフォリオのウェイト

ポートフォリオのアロケーション・ウェイト

  • ポートフォリオのウェイトは、ポートフォリオ全体のアロケーションに対する比率で表します。
  • 上流の資産レベルのアロケーション機会のシグナルに基づき、ポートフォリオ手法によって決定されます。
  • ポートフォリオの例:大豆 7 月限、銅 6 月限、金 6 月限、TTF カレンダー物、WTI 6 月限。
  • ポートフォリオの目標:資産ごとに均等な 20% のウェイト。ただし、資産のウェイトは最大 100% まで許容します。

機会に応じたアロケーション

  • 2022-03-23:金、銅、大豆にアロケーションの機会があり、ウェイトが 20% を超えて引き上げられた結果、システムは資本の 94.1% を配分しました。
  • 2022-05-16:アロケーションの機会があったのは TTF のみでしたが、流動性の制約により 20% のウェイトを取れず、システムは資本の 6% を配分しました。
  • 2022-05-17:TTF の機会が終了し、システムは TTF の 6% のロング・ウェイトからエグジットすると判断しました。

機会の数の変動

  • アクティブな資産の数が多い(少ない)期間には、個々のウェイトは小さく(大きく)なる傾向があります。
日付資産終値時点のウェイト
2021-03-23大豆 7 月限 (CBOT)ロング 32.4%
2021-03-23銅 6 月限 (Comex)ショート 28.4%
2021-03-23金 6 月限 (Comex)ロング 33.33%
2021-03-23TTF カレンダー物 (ICE)0
2021-03-23WTI 6 月限 (NYMEX)0
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